おもちゃ図書館
おもちゃ図書館とは
長野県では6館・全国では約400館以上のおもちゃ図書館が活動しています。
~おもちゃ図書館の歴史~
- 世界最初のおもちゃ図書館は、1935年大恐慌時代に、アメリカのロサンゼルスでオープンしました。家が貧しいためにおもちゃを買ってもらえない子ども達が、10セントストアの周囲をぶらついていたり、おもちゃを盗んだりすることがありました。それを知った小学校の校長先生が、社会資源として、トイ・ローンシステムをつくり、おもちゃの貸し出しを始めたのが、世界で最初のおもちゃ図書館です。
- 障がい児のためのおもちゃ図書館は、スウェーデンで1963年に、障がいのある子どもの母親2人が、おもちゃを交換したことから始まりました。その後、イギリスで大きく発展しました。
- 日本では、1975年ごろから、おもちゃによる治療教育を目的として、レコテク(レコ=遊ぶもの・テク=持って帰る)が試みられていました。1981年の国際障害者年を契機に、ボランティアが運営するおもちゃ図書館第1号館が、東京都三鷹市でオープンしました。その後、おもちゃ図書館活動は全国的に展開されるようになりました。 スタートした当時は、「障害のある子どもたちにおもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさを」との願いから始まったので、障がいのある子どもときょうだいのための活動でした。
- 現在は、障がいのある子どももない子どもも、共に遊び、交流し、育ち合う場となっています。 そして一人ひとりの違いを認め合い、共に生きる「地域づくり」を目指したボランティア活動になっています。
長野県のおもちゃ図書館は
おもちゃの図書館全国連絡会 一般財団法人日本おもちゃ図書館財団の支援を受けて活動しています。
特定非営利活動法人おもちゃの図書館全国連絡会〒116-0001 東京都荒川区町屋2丁目7-5
連絡先
電話:03-6807-8813
FAX:03-6807-8863
https://www.toylib-jpn.org/
一般財団法人 日本おもちゃ図書館財団
〒108-0014 東京都港区芝5-31-15 センチュリー三田ビル7F
連絡先
電話:03-6435-2842
FAX:03-6435-2843
https://www.toylib.or.jp/index.html